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2017.07.11 ECOラボ

【50周年記念企画】KGG×北海道文教大学さまコラボ ブレンド米が完成しました!

ガス炊きで美味しい北海道産特選ブレンド米の販売を開始しました!詳しくはこちらをクリック↓

 

 

 

 

 

以下、開発ストーリー↓


ブレンド米がついに完成しました!!

今回はパッケージ制作編につづき、完成披露会の模様をお届けします!


 

6月28日、北海道文教大学様にてブレンド米完成披露会がありました。

披露会には、当社社員と文教大学商品開発研究会様の皆さまのほか、千野米穀店 代表取締役の徳永様や、さらには新聞報道各社の方々もいらっしゃいました。

ブレンド米開発プロジェクトリーダー、加藤 渓也さんによるプレゼンは、自分の話なども交えておもしろく、しっかりしており、一同、楽しく聴講させていただきました!

それぞれのお米にどのような特徴があり、どのように配合したら個々の個性が活きるのか…。
商品開発研究会の皆さまが辿り着いた秘密を皆さまにも少しお伝えしたいと思います♪


ブレンド米を開発するにあたって、最初に行われたのは「ガス炊飯と電気炊飯の比較」です。

電気炊飯が柔らかい食感に仕上がるのに比べ、ガス炊飯は食欲をそそる香り、お米の粒感やつやがしっかりとしており、五感で美味しさを感じることができるということを発見しました!
このことを踏まえながら、「ガス炊飯で美味しいお米とは何か!?」を定義してみたところ…

① ぱさぱさせず、ふっくら ②冷めても美味しい ③つやがある ④粘り、甘み、香りを引き立てる ⑤粒感がある
この5つこそが「ガス炊飯で美味しいお米」の条件であると考えました!

次に様々なお米を食べ比べて特徴を見つけ、この条件にあてはまるお米をブレンドで作り出す作業に移りました。
しかし、ブレンドを繰り返すうちに“足りない条件を補おうとすると、他の条件に満たなくなり、ブレンドしない方が美味しい・・・”という壁にぶつかりました。

それでも試食を繰り返すうちに、条件の中でも特にお米の“甘み”と“粘り”は誰でも分かりやすく感じることができることを発見し、それならばその“個性を活かす”お米をブレンドしてみてはどうかという答えにたどり着きました!
ここで健康栄養学科ならではの目線が如何なく発揮されました!

甘みに関しては、お米の糖質含量の比較を行い、一番多かった“ゆめぴりか”を
粘りに関しては、食品の化学式を分析し、粘りの元となる性質を多く持った“あやひめ”を
ベースには全ての条件のバランスが良い“ななつぼし”を
これらを、それぞれのお米が持つ個性を最大限に生かすことに配慮しながら比率を変えて配合することで2種類のブレンド米の開発を実現しました。

それが甘みを生かした『おりひめ』と、粘りを生かした『ひこぼし』です。

食べ比べてみると、確かに違いを感じ取ることができます。
このプレゼンでは、19名のプロジェクトメンバーと共に試行錯誤しながら取り組んでいただいたことや、お米に対する熱い想いが伝わってきました。
2か月という短い期間で完成度高く仕上げていただき、驚くとともにとても感動しました。
北海道文教大学 商品開発研究会の皆さま、本当にありがとうございました!!

この50周年記念米は7月以降のイベントやキャンペーンなどで登場する予定ですので、ぜひ皆さまにも違いを意識しながら食べていただければと思います!!

 

ここに至るまでの過程も、こちらからご覧ください!!
開発編~ https://www.kg-genex.co.jp/news/498/
米選定編~https://www.kg-genex.co.jp/news/624/
制作編~ https://www.kg-genex.co.jp/news/683/